新規薬局の苦悩の日々~行列の出来る薬局を目指して~

新店薬局の「日々の枚数の推移」や「売上アップのための努力」「ヒヤリハット」等をつぶやいていきます。

二人目のモビコール処方-処方編-

以前。小児へのモビコール処方で著効をしめしたことを書いたが、今回は老人に対して、新規でモビコールの処方が出たためご報告。

 

ブリストルスケールでいうと1

うさぎのコロコロ便が続いている。

便秘薬は服用していない。

年齢は85歳の女性。

 

添付文書通り、2包を1日2回朝夕食後

 

りんごジュースも普段から飲まれるそうなので、りんごジュースで溶かしてみるように指導。

 

二週間後に来局予定なので、またご報告させてもらいます。

 

今日は11枚。

 

久しぶりに10枚前半。

 

ただ10枚を切ることがなくなってきていることは、ありがたい。

 

 

 

 

 

 

 

モビコールの効果② 結果編

先週書かせてもらったモビコールの新規症例の患者さんの報告です。

 

一週間たって、再度来局されました。

 

結果は、、、、

 

著効でした!

 

私も驚く程の著効。

 

お母さんも大喜び。

 

本人も快便で、今までになくご機嫌な日々だそうです!

 

下痢もなく、夜飲んで朝に排便出来ている。

 

味もりんごジュースに溶かして問題なし。

 

親子の笑顔が見れて本当によかった。

 

先生にモビコールを勧めた手前、初めての患者さんにうまく効いてくれてよかったです。

 

副作用もなく、今後カマグに置き換わる商品だと思っているので、もっと症例が増えてくれることを願います。

 

強いて弱点を言えば、高齢者にも飲んでもらいたいが、毎度溶解させないといけないので、この行為をちゃんと出来るか心配なところです。

 

施設や在宅でヘルパーさんが入っているとかなら大丈夫そうですが、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薬を捨ててしまった患者さん

先週、来局された患者さん。

 

DO処方で再度一ヶ月分の処方。

 

話を聞くと奥さんが間違って、薬を袋ごと捨ててしまったとのこと。

 

受け取った処方箋をみると、保険番号が記載されている!?

 

患者さんのミスで薬や処方箋を紛失した場合は、自費診療扱いになるはずだが、、

 

取り急ぎドクターに疑義照会を行い、自費診療に切り替えたなった。

 

みなさん、気をつけて下さいね。

 

 

ボナゼリーの上手な飲み方をメーカーさんに聞いてみた。

帝人さんが出している骨粗鬆症改善薬のボナロンゼリー。

 

ボナロン錠は錠剤が大きいので飲みにくい患者さんが多く開発されたそうです。

 

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ゼリー製剤はこんな感じです。

 

注意として、噛まないことと言う注意書きがあり、このゼリーをそのまま飲み込まなければいけない。

 

この飲み方がなかなか苦労される患者さんが多いので、帝人さんに聞いてみた。

 

まず驚いたのが、少し噛むくらいはオッケーとのこと。

 

水無しで噛み砕いで飲み込んでしまう人がいるかもしれないので、その予防とのこと。

 

なぜこれが危険かと言うと、水無しで飲み込むことによって、食道にゼリーの残骸がくっつき、それがそのままになると炎症を起こしてしまう恐れがあるからだ。

 

そのため、大きければ半分のところでかじって、水で飲み込むと言う方法でも構わないらしい。

 

それ以外にも、飲み易い方法としては、コップに水を入れ、その中にこのゼリーを入れて浮かばせる。そして、水諸共一気に口に流し入れると言う方法だ。

 

確かにこれは飲みやすそうだ。

 

整形の近くで薬局をやっている方は、ご存知かと思うが、わたし的には目から鱗でした。

 

もっと早く聞けばよかったです。

 

今日は、20枚。

 

少しずつ少しずつ枚数が増えてきている。ありがたい。インフルエンザは、検査はしたが陰性の方ばかりで、一週間0人が続いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の疑義照会

リンパの腫れで子どもにフロモックス細粒が処方。

 

6歳30キロ

フロモックス細粒 0.9g 毎食後

 

ん?

 

何か成分量少なくない?

 

1回量と1日量の違いだった。

 

疑義照会にて変更になった。

 

先生だけのチェックだとどうしてもミスはでる。

 

それは仕方がない。

 

そのために院外薬局がある。

 

一人薬剤師でやっているので、常に緊張感を持って取り組んでいかなければ。

 

ちなみに今日は、9枚でした。

 

 

 

 

ゾフルーザ半錠はOK?

インフルエンザ、ほぼ落ち着きましたね。

 

忘れた頃にちらほら来られる位になりました。

 

今年テレビでも取り上げられて恐らく売上もだいぶ伸びたであろうゾフルーザ。

 

規格としては、10mgと20mgがある。

 

10mgを服用するのは12歳未満の10kg〜20kgの方のみ。

 

錠剤を飲める20kg以下の子どもはかなり少ない。

 

そのため内科では、10mgはなかなか処方される機会が少ない。

 

にもかかわらず、 10mgは1箱10人分。

 

期限もそんなに長くなく、薬も高額なので、不動在庫になってしまうのは避けたいお薬だ。

 

そのため、数錠だけ分割販売で購入するのもいいかもしれない。

 

そして、もう1つの策として、先生にお願いして、20mg 0.5錠で処方してもらえばいいのでは?と言う考えがよぎった。

 

早速シオノギさんに問い合わせをしたところ、まず割線がついていないと言うことと、さらにこの2規格は第1相試験で生物学的同等性が示されなかったと言う事を理由に、20mgの半錠は不可と言う回答でした。

 

同時に成人に10mg×2も使えません。

レセプトでも切られるそうなのでご注意を。

 

ちなみに本題と関係ないですが、粉砕は可能とのことでした。

 

昨日は、23枚。

 

少しずつ増えて来ている。

 

ありがたい。

 

 

 

 

 

 

 

モビコールの処方から効果判定まで①

7歳の女の子。

 

先月に便秘がひどく、クリニックで浣腸を受け、その後ビオフェルミンとカマグで便通コントロールをしていた。

 

先生からカマグはあまり続けたくないんだけどと何かあるかなと相談があり、モビコールを紹介し、今回処方になった。

 

とりあえず寝る前に1包で1週間様子を見る事になった。

 

モビコールの注意点は、必ず水に溶かして使用すること。

 

先日モビコールを味見させてもらいましたが、水で溶かした時は塩水のような味でした。

 

水以外のジュースで溶かしてもいいとのことなので、りんごジュースで溶かして見るとかなり飲みやすい味になりました。

 

今回も患者さんにもそのことをお伝えし、味は問題なかったかと効果の有無、服用から排便までの時間等聞いて、また報告します。

 

ドクターと薬の処方に関して意見交換が出来る環境は恵まれている。

 

ちなみに今日は、18枚。

 

来て下さった患者さん達に感謝です。